※便宜上この記事ではいわゆる「陰謀論」を、陰謀か真実かはさておき「陰謀論」と呼ぶ
陰謀論は真実たりえない
陰謀論に触れて思ったのは「既存の洗脳が解けたと同時に、新たな洗脳が完了している」ということ
初めて陰謀論に触れたときはその内容に衝撃を受け、困惑しながらも自分の見ていた世界の広がるのを感じる
完全な陰謀論者になるまでの過程に個人差はあるものの、ある程度の時間を要するだろう
そして情報収集を重ねる中で、周り(主にネットで触れる情報)に陰謀論者が増えてくると、自分にとって陰謀論こそが多数派の支持する真実となる
私はこの世の真実に気づいてしまったんだ!←洗脳完了
自分の信じたいものを信じるのは人間の性である
それが科学的な検証によるものであれ、教祖様のお言葉であれ、絶対視された時点でそれは宗教だ
なぜならこの世に絶対などというものは存在しないからである
何かを信じて物事の見え方が偏った時点で、別の何かが見えにくくなる
人間の意識とはそうできている
そもそもこの世の全てを理解するというのは物理的に不可能なことであり、それができた気になるのは単なる傲慢でしかない
中庸に近づく努力
ちなみに私の信じるこの世の真理は非二元、梵我一如
それ以外の現実は幻想であり、おとぎ話だ
既存の常識も陰謀論も、結局表と裏の二元である以上はそこから真理に辿り着くことができない
せめて偏り過ぎない意識を持って中庸を目指すのがベターだろう
しかしこの中庸も、完全な中庸は神の視点であってこの三次元の世界で到達するのは不可能な悟りの領域
真実と心の平穏は別軸
どうせ真実が見えないのならば、諦めて自分の信じたいものを信じるのも一興だろう
ただし自分の心の平穏を優先するならば、その通りに自分の心がざわつかない情報を選択するべきだ
いくら陰謀論者の言うことがそれっぽく聞こえても、それが自分にとって刺激が強すぎるのならば摂取は控えたほうがよい
貴方の見える世界が悲惨になってしまうことに、何かメリットが?
別軸の価値観なので絶対にそうだとは言えないが、心の平穏を重んじるほうが悟りの境地には近いような気もする
陰謀論は読み物としてfunnyなものも多いので私も楽しませてもらっている
しかしそのストーリーに囚われ、飲み込まれてしまうときっと真理を見極める眼は曇ることだろう
禁欲による性エネルギーの昇華が成功法則であることも
12年の無射精でメダ神経が開花することも
3S政策で日本人の精神性が骨抜きにされたことも
中庸を生きることが悟りへの道であることも
菜食が霊性を高めることも
国内外の諸問題についても
私にとっては全部がストーリー、VRゲームのシナリオなのです
お好きなものを手に取って、どうぞ