獣医学部の実習で実験動物が残酷な扱いを受けていたという告発の記事を読んだ
結果が分かっていることを確認する実習は、動画やコンピューターなどで代替が可能です
過去には残虐なことをやらざるを得なかったが、現代のテクノロジーの進歩が実験動物の殺生を減らしている
この傾向自体は喜ばしいことだ
正常の生理学的現象について、実験動物の犠牲を通じてこの目で確認することにどれほどの意味があるだろう
記事の中では「獣医学部が動物搾取される一方で、医学部は有志の同意を得たご献体の解剖実習が行われている」と書かれている
しかし医学部低学年のカリキュラムでは生理学や微生物学の実習でカエルやラット、鶏卵を実習で扱っている
正常の生理学的現象をこの目で確認することにどれほどの意味があるのだろうか
4,5年前の経験が今の知識にプラスとなっているのか、正直怪しいところだ
私が1年生の頃はカエルの解剖が実習として実施されていたが、数年経って今は廃止されていると聞いた
当時は恥ずかしながら動物搾取について深く考えたことがなかった
心を痛めたような気もするし、そうでなかったような気もする
大学の単位を取るためにと、当時と同じことを今やらされると思うと非常に複雑な思いだ